7月7日(水)
Memoirs of a Geisha

何年も前にN.Y.在住の義妹が面白かったよ、とくれた本が『Memoirs of a Geisha』です。 洋書だし、分厚くて字が小さいので敬遠していましたが、アメリカの人によくこの本を薦められるので、読んでみました。
ちょっと「おしん」に似た、苦難を超え成功する芸者の物語でしたが、あっという間に引き込まれ、この一週間はこの本を読むのが楽しみで過ごしていました。 アメリカ人が書いたのに、祇園、芸者の描写がとても詳しくて、また女性の細やかな感情もよく描かれていてとてもよかったです。 『この一冊で私も祇園・芸者通』になりました。
これを読んでいてよくわかったのですが、日本語の文章を読む時は無意識に4,5行いっぺんに読んでいるんですね。 英文は一行ずつしか読めないので、すごくイライラしました。 それに、ブックマークしておかないと、どこまで読んだのか、すぐにはわからない。 漢字って絵のようにぱっと見てわかるし。 ただ、これは登場人物が日本名だし、背景が日本なので理解しやすかったと思います。
洋書はBOOKSのコーナーに載せられないので、ここに書きました。 これからはコンスタントにペーパーバックを読んでいこうと思っています。
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