Yoshimi's Diary


2005年10月の日記


10月31日(月)  I'm back


29日夕方、無事こちらに帰ってきました。

時差ぼけか、早く眠くなったり早く目が覚めたり、疲れからちょっと風邪気味だったりしてまだ本調子ではありません。
ちょっと留守してるうちに急に寒くなったね。


今回の旅は「暮らすように旅する」ことができました。

サンフランシスコ自体が移民の町で、いろんな国の人が集まっているので、どこにいても旅行者と見られなかったこともあるし、友人宅にいて、毎日の暮らしに密着した場所に連れいってもらえたこともあります。

とにかく快適な毎日でした。
アメリカという土地の広さ、多くの人種が集まり固定観念というものがない自由さ、全てが私の心を自由にしてくれました。
日本にいて凝り固まっていた心をほぐしてもらった感じがします。
この気持を忘れず日本にいても、視野を広く持てるように気をつけていたいと思います。

暖かくもてなしてくれた友人夫婦にも感謝です。
2週間くらいなら一人でも大丈夫だからまた行ってもいいよ、と言ってくれる夫にも感謝。
めったにできない経験ができました。

サンフランシスコで書いた過去の日記に、写真をつけました。
なんとなく雰囲気を感じてもらえるとうれしいです。



10月28日(金)  final day


朝、友人に起こされて目が覚めました。いつもは早めに目が覚めていたのに。。
しっかりこちらに慣れてしまったな〜。

急いで用意をし、学校に連れてってもらいました。
午前は、ディクテーション(聞いた英文を書き取る)とコンピューターを使った授業でした。
午後はカンバセーションでした。
休みの間もクラスメートとの話が盛り上がり、昼休みも一緒にランチしました。
いろいろな国の話を聞き、分かり合えるのが、すごく贅沢な気がしました。

「明日帰る」と言ったら、先生もクラスメートも残念がってくれ、また来るように言ってくれました。

もっと通いたくて悲しかったし、皆がとても優しくて胸が一杯になり、迎えに来てくれた友人の車の中で涙ぐんでしまいました。

その後、友人が学校の近くドッグランに連れてってくれました。公営で無料なのにとても綺麗。あさってはそこで犬たちとハロウィーンパーティがあるそうです。
そういえば、30日には学校でもハロウィーンパーティをするそうです。
あ〜、もう少しいたかったな〜。

夜はN君が自慢のパスタ料理をふるまってくれました。
めちゃ、美味しかったよ!

明日は、こちらを午後1時発の飛行機に乗り、セントレアに夕方着きます。
夫が迎えに来てくれます。
毎日電話もメールもしていたので10日会わなくてもずっと会ってない気がしないけれど。。
蘭はま、まさか私のこと忘れてないよね〜。




10月27日(木)  studying in abroad


ここに来てから初めての雨です。
雨の中、友人に車で送ってもらい「めっちゃ短期留学」してきました。
友人の地域のサポートで無料の英語学校があるのです。

朝、クラス分けの簡単なテストを受けて、すぐ授業を受けさせてもらいました。
教室に入ったら、「新しいクラスメート」と歓迎、紹介され、前に出て自己紹介させられました。「もうすぐ20歳になる息子がいる。」と言ったらすごくびっくりされました。
次に新聞の記事を読む授業。
たまたま日本について「皇室を女性が継げるように法律を変えようとする動きがある」という記事で、日本の皇室についていろいろ聞かれました。
先生は、自分の事を「big mamaと呼んで」と言う優しそうな人でした。
教え方もとても上手!

午後はカンバセーションのクラスでした。
前置詞の勉強でしたが、日本ではイディオムとして覚えることが多かったのですが、ここでは前置詞の意味を感じろ、といわれます。
次に、経験した事などを発表し合いました。
10カ国以上、いろいろな国の人がいて、話ができ、貴重な時間でした。

9時から3時半まで、あっと言う間に過ぎました。
ずっと留学したかったので夢が叶いました。
明日も行きます。
さあっ、これから復習だ〜。



10月26日(水)  too much shopping


一日くらいバスツアーに参加しようとあちこち電話したり最寄のホテルに行ったりして聞いてみましたが、なかなか近くでピックアップしてくれるツアーがスケジュールと合いません。

なので今日は友人に買い物に連れてってもらいました。
さすが長い間住んでいるので、友人は地元の安いお店を知っていて、何軒も行き、それぞれすごく安くて、どんどん買ってしまいました。
また、こちらのスーパーマーケットにおいてあるもので、日本にあるもの、見たことないもの、一つ一つが大きいこと、値段のちがいなど、興味深いことばかりでした。
試食もどんどんしました。

帰って自分の買った量にびっくり!
嵩のあるお菓子類をお土産にいっぱい買ったし、ギルロイアウトレットで買おうか迷ったルクルーゼのケトルがその半額だったので買い、ステンレスのお鍋まで買ってしまって、スーツケースには、絶対入りません。
友人に大きなダンボールを用意してもらって帰ります。
一年分の買い物をこの旅行でした感じ。

パパさん〜、お土産にあなたのコートも買ったよ〜
カードの支払いよろしくです(^^;



10月25日(火)  University&Museum


一人で観光。
バートに乗ってバークレー(カリフォルニア大学バークレー校)に行きました。
日本の感覚で地下鉄に乗るとアッと言う間に着く気になってましたが、一時間以上かかりました。

バークレーは、スタンフォードより狭いけれど、緑も多くてリスもいて、雰囲気のあるところでした。
学生と一緒に昼食を食べ、校内を散策して、気分は留学生(=^_^=)

こちらは月曜でバークレー美術館も、行きたかったアジア美術館もお休みなので、またバートに乗ってサンフランシスコ近代美術館に行きました。
とても素敵な建物、雰囲気でした。
横尾忠則のポスターも展示されていました。

先週は寝不足で体調も良くなかったけど、今週は体の調子も良く、毎日楽しく暮らしています。
治安もよく、いろんな人種がいて、誰も他人のことを気にしないけど、困っていると優しく助けてくれます。
帰りたくなくなるかもしれません(^_^;



10月24日(月)  good dog


こちらは今日は日曜日。
N君がお休みなのでまたいろいろ連れてってもらいました。
途中でN君が社長をしているハム工場を見学させてもらいました。

サンフランシスコが一望できるポイントなどをドライブしてダウンタウンのイタリアレストランで昼食。
その後、日本で調べておいたワンコのお祭りを見に、ゴールデンゲートパークにいきました。
遅くなったのでコスチュームコンテストは見られませんでしたが、たくさんの犬に会えました。
やはり大型犬が多くてしつけがしっかりとされているようでした。

家に戻ってから一人で散歩がてら近く(といっても坂が多いので25分くらいかかる)のスーパーに行きました。
日本に比べて何でも大きいし、広い!
どこにいってもスーパーは面白い。
隣のスタバで休憩した後、ヨッコラショと坂道を登って帰りました。
ずっとジムをお休みしてるのでいい運動になったよ。



10月23日(日)  foggy SFO


朝からのどが痛くて風邪気味です。
こちらは陽が照ると暖かいのですが朝晩は冷えます。

ゆっくり起きてファーマーズマーケットに連れてってもらいました。
ブドウ、苺、リンゴなど試食しながら、回りました。
野菜などの何気ない陳列の仕方もおしゃれな気がしました。

帰り道では何件かの家がガレージセールをしていました。
これって売り物?というものもありましたが友人は仕立てのいいコートを安くゲットしました。

午後、ゴルフから帰ってきたN君(友人の夫、私の同級生)が車を運転して、ツインピークス、ゴールデンゲートブリッジ、サウサリートなどを案内してくれました。
途中の車窓もどこも絵になる美しさで感動して眺めていました。

帰りに美味しいチャイニーズレストランでお腹いっぱい食べたら、風邪も飛んでったみたい!




10月22日(土)  Sanfrancisco Bay


友人に車でミルブレー駅まで車で送ってもらい、バート(地下鉄)とケ−ブルカーでフィッシャーマンズワーフに行きました。
ケーブルカーは外側のステップに乗りました。ポールをしっかりもち風を受けて爽快だったよ。

ギラデリからピア39までお店を覗いたり海を眺めたりしました。
どこも絵葉書みたいに綺麗でした。
写真もいっぱい撮ったので帰ってから公開しますね。

22年前にハネムーンで夫と来たことを思い出しました。

初めての一人の観光はドキドキでしたがエキサイテイングでした。

友人宅に着いたら7時過ぎてました。



10月21日(金)  good morning!


こちらに来て3度目の朝ですが、初めてしっかり眠れました。

昨日は友人に車でギルロイアウトレットモールに連れてってもらいました。
とても広くて空いていて、とにかく安い!
ハワイのワイケレより、もちろん日本のよりずっと安かった!

うはうは買い物してしまったのは言うまでもないですが、後のカード支払い明細書を見るのが怖い〜。

高校からの親友があれこれ世話をやいてくれて、実家に帰ったみたいにのんびり過ごさせてもらっています。
彼女の旦那も3人とも同じクラスだったので気も使わないでいいです。

今日は一人で地下鉄とケーブルカーに乗ってフィッシャーマンズワーフの方まで行ってきます。

ギルロイでは、買い物に夢中で写真を撮るのを忘れました。
上の写真はスタンフォード市にあるおしゃれなモール内のティファニーです。



10月20日(木)  Back to today


今日一日はとても長い日でした。

午後3時35分発サンフランシスコ行きの飛行機に乗り、8時間半のフライトで同じ19日朝8時到着。
友人が迎えに来てくれてて、友人の豪邸到着。
お昼をご馳走になってから、車でスタンフォード大学に連れてってもらいました。
ホントは学内を説明してもらえるツアーに参加したかったのですが、機内で眠れなかったため、眠くて意識が朦朧としてきたのでまたそれは次回にしました。


もう丸一日以上起きてることになるかな。
時差ボケに負けないぞ!

日本は今20日の午後1時
こちらは19日の午後9時
おやすみなさーい!!!



10月18日(火)  I'm leaving


明日、サンフランシスコに行きます。
10日間、友人のところに居候させてもらいます。
個室もPCも使わせてくれるという、有り難い待遇なので、サンフランシスコからも日記を更新できると思います。

夫とは学生の時からずっと一緒で、ほとんど別々になったことがないので、今回の一人旅は「independent from husband」な旅になります。
旅行もいつも一緒で、貴重品もいつも夫に預かってもらっていたので、パスポートを無くさないかが、目下のところ一番の心配^_^;

夫に対しても、家事はほとんどしない人なので、ちゃんとご飯を食べるかどうか心配です。
冷凍しておいたものを解凍するのも面倒だそうです。
まわりに食べる所やスーパーなどいっぱいあるので、餓死することはないだろうな(=^_^=) いつもより美味しいものを食べて太る方が心配だったりして^_^;

サンフランシスコに着くのは、こちらでは夜中、現地は朝になります。
パスポートを無くさないように、飛行機に乗り遅れないように、気をつけて行ってきます。









10月17日(月)  fantastic movies


最近観た映画を二つ

☆「奥様は魔女」
はるか昔に大好きだったドラマのリメイク版です。
どのキャラクターもドラマのイメージそのままで、懐かしさでいっぱいになりながら観ました。
ニコールキッドマンが綺麗で可愛くてそれだけでも観る価値はあります。
カーディガンを素敵に着こなしたりしていてファッションも楽しめます。
内容はほとんどありません^_^;
でも、いいんです♪


☆「チャーリーとチョコレート工場」
息子がティムバートン監督のファンなので、帰省した時に一緒に観ました。
三人で同じ映画を観たのは久しぶり。
風刺が効いてるし、色遣いも独特で、現実とはちがった世界を楽しめました。
ジョニーデップのキャラが面白かった。
不思議な映画でしたが、こんなのも好きです。



10月15日(土)  rainy day


雨の土曜日。
修理を頼んであった夫の時計を取りに、土岐アウトレットモールに行きました。
たまたま駐車場で土岐の陶器市をやっていて、無料でろくろを使って陶器を作らせてもらいました。
来月出来上がるそうです。
楽しみ。

ここへ来るといつも楽しみなのが、スープストックのオマール海老とわたり蟹のスープです。
ウチではなかなか作れないし、美味しいよ♪
スープストックは名古屋市内でもどんどんお店ができてるみたいです。

アウトレットモールでは、夫のジャケットと靴を買いました。
二人ともここに来るとついついいろいろ買ってしまいます。





10月13日(木)  KABUKI


御園座へ歌舞伎を観に行ってきました。
第十八代中村勘三郎襲名披露です。

自分でチケットを買うときはいつもずーっと後ろの三等席です。
安いし、舞台の全体が観られるし、私には充分です。

今回も歌舞伎の「美」を堪能しました。
大道具、色彩、人や小道具の配置、動き、全て完璧で、長い間繰り返し行われ、選択されたシンプルさは他では決して真似できないものだと思います。
「伝統の重み」です。

夜の部は「白波五人男」でした。
華やかでとてもわかりやすくて楽しめました。
舞台の途中で「口上」が入って変なんだけど、それも満員の観客はとても喜んでいました。
勘三郎も奮闘していて、すごくいい役者さんです。
先代にすごく似てます。
世襲ってどうかと思うのだけれど、世襲でなければやっぱりこの芸を脈々と深くつなげていくのは難しいだろうなと思いました。



10月9日(日)  Sigaraki


三連休の真ん中の今日だけが晴れの予報なので、ドライブに行くことにしました。
信楽でお祭りがあるらしいので、そちらに向かって行きました。
いつもどおり、美味しそうなものがあると停まって食べたり、地元の野菜を買いこんだり、道草だらけで、信楽に着いた時には、すごい渋滞になってました。

信楽焼のお祭りは混雑の割りには規模が小さくて、自宅から近い瀬戸や美濃に比べると地味で、信楽焼らしいものも少なくてちょっとがっかりしました。
信楽焼を展示している館や、窯元に行けば信楽の良さがよくわかったかもしれないけれど、渋滞がすごくて身動きがとれないので、すぐに信楽を離れることにしました。
また、空いている時期にゆっくり来ようと思います。

帰りに甲賀の近くの温泉に入りました。
ひなびた旅館のこじんまりしたお風呂にゆっくり浸かってきました。
こんな静かなところに一泊できたらいいな〜。

写真は信楽のたぬき
いっぱいるとちょっと怖い(=^_^=)



10月7日(金)  RUN


夫から「最近蘭のことを書いていない」とクレームが来ました。

今や、ウチで一匹しかいないとても大事な子(?)なので、よってたかって可愛がり、蘭も少しうっとおしく思ってるかも・・・です。
いつもとても静かで、ほとんどいるかいないかわからないくらいです。
リティもそうでしたが。
やはり2匹になると、一匹が少し鳴くだけで増幅されるのかな。
わがままも言わないし、今日のような雨の日も散歩に行かなくてもウチでトイレも出来るし、とても楽な子です。

蘭にはとても救われています。



10月6日(木)  a month passed


今日でリティが死んでからちょうど一ヶ月が経ちました。
この一ヶ月はとてもとても長かった気がしています。

それでもまだ、自分の中でリティに関してできないことがたくさんあります。


この日記は休んでいましたが、リティの様子・・・毎日の体重、体温、食事、体調などを欠かさず毎日書いていましたが、亡くなる前の日に書いてからもうそれは見れません。
開けることもできません。
一生見ないかもしれません。

病気になってから日記と同じように写真を毎日撮っていました。
毎日今日が最後かもと思いながら撮っていました。
可愛い写真がいっぱいですが、冷静な気持では見られません。

だんだん長時間のお散歩はできなくなって、毎晩車で静かな場所に連れて行き散歩させていました。その帰り車から顔を出し、顔に風をうけながら外を眺めるのがリティのお気に入りでした。
その散歩の場所の近くには行けません。


リティのいない生活に慣れてきたけれど、まだまだ私たちには「時」が必要です。

最初の一週間は気持の整理をするのが精一杯で何も覚えてなくて、それからは心の中の小さな箱にリティの思い出を整理しながら入れていく作業をしていたような気がします。
その箱の蓋がまだ開いていてしょっちゅう思い出しては涙を流していたのが、だんだん箱が整理され蓋も閉められていくといった感じでしょうか。


きっと誰の心の中にもそんな箱がいくつかあって、みんな時々それが開いて悲しい思いになったり苦しい思いをしたりするのでしょう。
みんなそんな箱を心の中に抱えながらなるべく毎日楽しく過ごそうと努めながら生きているんじゃないかな、と思います。

もう少し時が経ったら、箱の中もいい思い出が多く整理されているといいなと思います。



10月2日(日)  22th Anniversary


今日は22回目の結婚記念日でした。
22年前も日曜日。
快晴の暑い日でした。

せっかくだから、フランス料理を食べに行こうと言われ、たまにしか穿かないスカートに着替えて、はりきって出かけたのに、今日はパーティの貸切があって入れませんでした。
残念!!

結局、ウチでのんびりになってしまいました。
22年目にふさわしい、結婚記念日の過ごし方でしょう・・・きっと(=^_^=)







10月1日(土)  pink carpet


先週に続き、今週もきままなドライブで、長野県の方に行ってきました。
「赤そばの花」を見てきました。
見渡す限りそばの花が咲いていて、それも濃いピンクもあれば、薄いピンクもあり、とても綺麗でした。

もちろんざるそばも食べましたが、歯ごたえがあってとても美味しかった。

蘭も連れて行きました。
「可愛いね」と声をかけてもらったり、抱いてもらったりしましたが、おとなしくしているのでその点は良かったのですが、なぜか、「おとうさん」も「おかあさん」もいつも一緒にいないとだめみたいです。
どちらかがトイレなどに行くと心配で心配で、ずーっと行った方を見つめて動きません。

まだ、リティ無しで遠くにドライブとかは慣れていないのかな。
一匹でお留守番は可哀相かな、となるべく連れて行きますが、ウチでは一匹でも爆睡しているらしいので、連れて行かないほうが蘭にはいいのか、迷っています。



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